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WASAIのハーフラックを改造 ケーブルクロスオーバー編

WASAIのハーフラック MK780

ホームジムを作る際、なんだかんだで候補に上がるハーフラック。その中でも定番がWASAIのMK780だ

ディップス、ベンチプレス、チンニング等を省スペースでこなせるため、ホームジムで導入しているトレーニーが多い

ケーブルプルオーバー、プルダウンは中央のチンニングバーのナローあたりにプーリーを通せばそれで完成だし、そのような汎用キットがAmazonでたくさん売られている
では一見すると実装不可能なケーブルクロスオーバーを実装していこう

ハーフラックMK780の上部には、チンニングバー(上支柱)は高さ調整ができる。調整幅は15cmほどだろうか。上側にバーを組み付けると天井と干渉する場合、一段回下げることで干渉を防ぐことができる


この下側設置用の取り付け穴を利用して、ボルトとアイナットを挿入し、プーリーを設置できるようにしていこう。

プーリー設置部の部品はこちら。

取り付け穴が11mm&支柱幅が51mmなので、ボルトはM10の70mm、アイナットは適当。プーリーも適当。ここまではホームセンターで容易に入手可能だ。ホビー用途のカラビナ等で無い限り必ず引張強度が記載されているので、扱う重量に検討を付けて多少余裕があるものを買おう。

気をつけるべき点

・プーリーは金属製ではなくナイロン製のほうが擦過音がなくおすすめ
・プーリーの上部取り付け穴は可動のものが望ましい。画像は固定タイプ
・プーリーはあまりに小さいものを買わないこと。このあとステンカットワイヤーを通すのだが、これがある程度固く曲がらないため、小さいとケーブルが鋭角に折れるようになり抵抗を生む
・何百キロも扱わないとはいえ、カラビナの耐荷重をケチってしょぼいのを買わないこと。最悪壁に穴が開く

取り付けの様子

これ以降はホームセンターで手に入りづらいものを含むため、Amazonにて購入。(クリップとシンブルはホームセンターで入手可能)

プーリーケーブルのこの形は、通常ワイヤー径4mmの被覆含め6mmだ。マルチマシン用のケーブルとして広く売られている
あまりに安いものは両端の形状や太さが写真と異なる商品を送りつけられるので、ある程度調べてから買おう

ローディングピン(プレートホルダー)はそのままウェイトを釣るための部品。これも耐荷重がある

ローディングピンはある程度長いものを買おう。ハーフラック下部の構造上、10、20kgプレートは大きすぎて上げるときにぶつかる

トレーニング用のハンドルは正直適当。最近ドアストッパーの調子が悪いので、おまけ付きのハンドルを購入した


ケーブル~ハンドルをプーリーに通している様子


ケーブルは両端に止めるようの金具が付いているが、付いているままではプーリーに通せない。片側を切断した後クリップで固定した
被覆ケーブルのクリップは被覆ゴムが擦り切れ次第強度が落ちると考えられる。抜けた場合壁に穴が空くので、クリップでガチガチに絞め殺そう


両側のケーブルをローディングピンにつないでいる様子。どこのご家庭にもある使いみちのない軽量プレートがここで活躍する

完成

かかった費用はおよそ1万円弱(ウェイト抜き)。今回は細かい部品の予備を含めて多めに買ったので、最小限で購入すればもう少し費用を抑えられるかもしれない。

使い勝手

・ゆっくりとクロスオーバーをする分には問題ないが、周期的にガッシャガッシャやるとローディングピンが前後に振れる。工夫が必要。
・もともと大胸筋下部を狙っているため自分は問題ないが、ケーブルフライ気味に前にハンドルを押し出すとハーフラックの奥が浮く事がある。ウェイトをかませる等安全策を講じたい
・当たり前だが幅がマシンより狭いので、最大収縮の負荷は狙いづらい

改善策

・ウェイトの振れと、幅の狭さからくる収縮時の負荷の弱さの改善のため、ローディングピンからチェーンを垂らす方法が有効そうだ

ガチャガチャと音がなるかもしれないが、単にウェイトの軌道をコントロールするレーンをつけるよりも収縮時の負荷が上がりそう

もし可能なら・・・

例の取り付け穴を利用して、図の赤いバーを自作できれば一気に実用性が上がりそうだ
ただし下から上へカチ上げる、大胸筋上部を狙うケーブルフライをアタッチメントの位置調整で行えるようにするには、さらにプーリーを上へ下へと設置しないといけなくなるので、マルチホームジムのウェイト伝達の仕組みを参考にする必要がありそうだ